ニュースレター

凧揚げ
(2003年1月号 VOL.18)

明けましておめでとうございます。
今年も成田山はすごい人でしたが、雪が降ったり、寒かったりしたせいか例年よりは少なめに感じました。
ところで正月といえばコマ回し、はねつき、凧揚げですよね。私も子供の頃にずいぶんとやりました。でも、 この頃はコマを回している子供や羽根つきをしている子供など見かけないですよね。スゴロクや福笑い、 カルタなどもやりましたがめっきり見かけなくなりました。
ただ、凧揚げだけはまだ見かけますね。今の凧はほとんどが三角形のビニール製の洋凧でよく上がりま すよね。私たちの子供の頃はまだ四角い凧や、やっこ凧・和凧が主流で素材も紙で出来ていました。なか なか上がらなくて、走りまわってばっかりで、凧揚げというよりマラソンをしてきたみたいに疲れました。決 まって最後は新聞紙で作った凧の足が切れたり、竹ひごが折れて飛ばなくなってしまうんですよね。

凧揚げといえば、先日も仕事中に息子から携帯に電話がありまして、「お父さ〜ん。凧揚げをしていたら電 線に引っかかっちゃった。お父さん東京電力に電話して!」ですって。だいたい住宅街で凧なんか上げた ら電線に引っかかるかもしれないって分かりそうなもんですけど・・・。情けない。どういう状況で引っかかっ てるのかわからないまま東京電力に電話をしたんですが、要領を得なくて、なんで私が謝まらないかんの でしょう。ほんと情けない。
結局、係りの人が来てくれるという事で、「電線の下で待っていて下さい。」と言われたんですが、しばらくし て息子から又、電話があって「お父さん、風が吹いて凧が落ちてきたからもういいよ。」ですって、またま た、東京電力に「お騒がせして申し訳ございませんでした。」と謝りの電話をしたんですが、一言、息子に 言いたい。お父さんは働いているんだぞ!

(南)
2003.01

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