ニュースレター
釣り大会
(2007年5月号 VOL.70)
先月末、青少年相談員主催の『親子ヘラブナ釣り大会』
に娘とともに参加致しました。
この3月で私の3年任期の青少年相談員の役目も終わり
ましたので、今回は娘と一緒に一般としての初参加で
す。
まさに、釣りド素人の私たち父娘。いったいどうなること
やら心配でした。
釣具店でも一番安い竿を購入したら、後で大会規定の竿
の長さに足りないことを知り、交換をしに行ったりする始
末。
なんたって大会開始の笛が鳴ってから30分が過ぎた頃、よう
やくセッティングが終わり、釣り糸を垂らすことができたくらい
準備にも不慣れな親子なのですからネ。(笑)
でもそんな心配もどこへやら、ビギナーズラックというのでしょ
うかこの日は結構釣れましたヨ。
自分で言うのもなんですが、はじめは私が多く釣っておりまし
た。
しかし驚くことに途中からは、私より娘の方が多く釣りはじめ
ました。
実は娘の釣り方には驚くべき秘訣があったのです。
娘のその秘訣とは、まず餌を付けた釣り糸を垂らします。
しばらくするとヘラブナが餌をつつきにきて浮きが動きます。
ピクピク・・ピクピク・・・ここぞ!とばかりに竿を勢いよくあげま
す。
残念ながら魚を逃がした仕掛けは見事に空中で絡まります。
(笑)
仕方なく私は竿を娘に譲り、娘の絡まった釣り糸を横でほぐしま
す。
ちょうどほぐし終わった頃に娘がつい先ほど渡した私の釣竿の
糸を絡ませ横でスタンバイしています。
また私が直すのかい・・・。
娘はこのすばらしい秘策で、一人
順調に釣り上げていきました。(笑)
私にも釣りをさせてくれ〜!と少しイライラしながらも、遠い昔私も親に同じ事をしてもらった記憶がよみが
えり、仕方なく娘の釣りをする姿を眺めては、知恵の輪ならぬ知恵の糸?を一人解き明かしておりました。
(苦笑)
9:00〜14:00までの制限時間内で、結局二人で8.5キロ(20匹くらい?)を釣り上げました。
「すごくたくさん釣れた〜!」
「ひょっとして1位?ウフフッ」
と二人で喜んでおりしたが、なんと1位の組は18キロも釣り上げていました。すごい〜。
それでも私たち親子は幸運にも4位に入ることができました。
万歳〜!
その後数日、娘の釣り自慢の話が続きましたが、『まずは自分で釣った魚の釣り針くらい自分で取りなさ
い。話はそれからだ!』と思う私でした。
きっと来年も参加したいと言うでしょうネ
(大)
2007/05
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