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銀杏(ぎんなん)
(2007年12月号 VOL.77)
12月は忘年会シーズン。お酒を飲む機会も増え、胃腸も弱りがち。胸焼けがしたり、胃がもたれたり、辛
い時期です。(飲まなければ済むことなのですが)
さらに追い討ちをかけるように1月はお正月に新年会。胃や肝臓を傷めるからお酒の飲みすぎはイ・カン
ゾウ〜です(笑)
そこで今回はイチョウについて調べてみました。
弊社の前の成田ニュータウン中央通りに並ぶイチョウの木は写真のとおり
散り始め、道路端は黄色く染まっております。(12月11日)
もうお分かりですネ。(笑)
イチョウといえば銀杏。
でも弊社の前の通りに並ぶイチョウには銀杏がなりません。誰か採ってい
ったのでしょうか?
そんなわけないですね。実は街路樹のイチョウは雄(オス)なのです。
イチョウの実が熟すととても匂いがきつく、(つまり臭いということです)街路
樹には向きません。ですので、一般的には雄の木を街路樹として植えま
す。
関西にいた頃、大阪御堂筋で銀杏拾いのアルバイトに友人が行っていた
ので御堂筋のイチョウは雌(メス)なのでしょうネ。
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雄雌の見分け方は、葉っぱに裂け目が入っているのが雄で、入って
いない丸い感じの葉は雌です。ちょうど図のようにズボン(男)とスカ
ート(女)って感じで覚えると良いそうです。
他にも見分け方として、枝が垂れ下がっていたり、横に伸びているの
は雌で、枝が上のほう伸びているのが雄とわかるそうです。
銀杏はイチョウの実の種です。ちなみにイチョウの実はオレンジ色を
しています。
10月〜11月が食べごろで、主にそのまま炒ったり茶碗蒸し入れたり
水炊きに入れたりして食されますね。
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急いでいるときは封筒に銀杏をいれレンジで作りますが、やはり私は炒った銀杏の方が香ばしくて大好き
です。
ついつい食べ過ぎてしまう銀杏ですが、銀杏の食べ過ぎは良くないそうですね。
銀杏には、メチルビリドキシ(MPN)という中毒物質が含まれていて、それが原因でけいれんなどの中毒が
起きることがあるそうです。
でも銀杏は、炭水化物、タンパク質、ビタミンA・B・C 、ミネラルなどが多く含まれている栄養満点の食品で
もあり、漢方薬でもあります。
咳をしずめたり、夜尿症の薬として知られ、滋養強壮にも効果があります。
ところで、レンジで作る方法ですが、使用済みの紙封筒に10粒ほど銀杏をいれて封筒の口を2〜3回折り
曲げてふさぎ、レンジ中央に置きます。レンジを300wの強さにして2分弱チンするだけで出来上がり。目
安として銀杏がポンポン破裂しはじめたら出来上がっています。
(私は面倒くさいとき、強さの設定もせず適当にチンして音で確認しています。1分ちょっとくらいで出来ま
す。)
紙の封筒であまりにも薄い材質のものや、何度もレンジで利用して湿って弱くなった封筒だと銀杏が破裂
したときに破れてしまい、銀杏がレンジ内に飛び散ることがあるので注意しましょうね。
(大)
2007/12
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