ニュースレター

国勢調査
(2011年10月号 VOL.123)

10月26日に国勢調査が発表されましたね。

日本人の人口は1億25358854人で、前回2005年の調査から37万人減少しました。

国勢調査で人口が減少するのは、統計を取り始めた1970年以降初めてです。

以前から言われていましたが、とうとう日本人の人口も減少に転じるようになりました。

一方、65歳以上の人口に占める割合は23.1%で、前回に続き世界最高でした。約4人に1人が高齢者となります。

しかし、私の周りの65歳以上の方も働いている方が多く、皆さん大変元気です。体力も私よりあるんじゃないかと思えるほどです。

もう、65歳以上は高齢者とは呼べないのではないかと思います。

さて、統計上初めて人口が減少しましたが、日本の産業が人口に影響されるように、不動産価値も当然、人口に影響されます。

人口が増えれば不動産価格は上昇し、人口が少なくなれば不動産価格も下落します。

日本全体では人口が減少していますが、地域別にみますと増減しています。基本的には、都市部が上昇傾向にあり、地方では減少傾向が強いようです。

ますます、都市化が進んでいるようですね。

 ちなみに、成田市の調査結果は下記の通りでした。 

   2010年 2005年  増減数  増減率 
 成田市 128933  121139  7794  6.43 
 旧成田 109389  100717  8672  8.61 
 旧下総 7292  7702  −410  −5.32 
 旧大栄 12252  12720  −468  −3.68 

 ところで、同時に発表された世界人口は今月末で70億人を突破するそうです。

国別では、中国が134800万人で1位。インドは124200万人で2位ですが、2021年には14億人に達し、中国の139000万人を追い越す見通しです。

日本の人口は世界で10位だそうです。

 そして、世界人口は13年後には80億人、2050年に93億人になる見込みだそうです。

不動産業も世界に出ないといけないのでしょうかね?

(南)
2011/10


   
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