ニュースレター


(2007年11月号 VOL.76)

この間、屋根の塗装の職人さんと打合せをするために現場に行きました。
職人さんは、あれよあれよと言う間に棟(屋根の一番高い所)まで登っていっちゃいます。仕方なく恐々(こ わごわ)と後を付いていきましたが、とっても怖かったです。なにしろ背広姿で革靴ですから。
と言うより運動オンチで臆病ですから。
屋根の上で職人さんは詳しく説明をしてくれましたが、 私は滑って落ちたらどうしよう。
落ちたら・・・ 。
おちらら・・・ 。
おつらら・・・ 。
それどころではありませんでした。
現場の職人さんは危険なところでもヒョイヒョイと渡って いきますけど、ほんとすごいですね。
感心します。
あっ、職人さんとの打合せは、その後に落ちて、いや 落ち着いて、庭まで下りてからきっちりとやりました。
ところで、この屋根ですが以前に雹が降った時にたまたま来たリフォーム業者に「保険で直しますよ。」と 勧められ塗装したそうです。
たった7年なのにもう塗装材が剥がれ、まだら模様になっていました。
「こんなに早く、色落ちするものだろうか?」と、この度お客様にご相談されたのです。
屋根に(恐々と)登って調べたところ、塗装の下地(塗装)材の付着が悪く剥がれたようです。
真夏には屋根の表面温度は70〜80℃にも上がると言われています。
塗装材はもちろん下地材も屋根専用のものを丹念に塗らなければ持ちません。
結果、できるだけ水洗いで前の塗装を落とし、前の塗装と相性の良い下地塗装材を選んで塗ることにしま した。
お客様も「当時は安くやってくれたので喜んでいたんだが・・・。かえって高くついてしまった。」と、嘆いてい ました。
リフォームは新築と違い、品質がなかなか分かりづらいので信用の置ける業者に任せないといけません ね。


(南)
2007/11

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