ニュースレター

我家のテレビ事情
(2008年4月号 VOL.81)


頭にきました。
いえ、感情的に書くと、あっったまにきた!!!
という感じです。
春休み中のことなのですが、息子がテレビでアニメを見ていました。
それも、3時間物の特番です。(高校生にもなってアニメかよ。勉強しろよ!)
と、フツフツと怒りが込上げてきました。
どこのご家庭でも子供が高校生ぐらいになると、受験の話が出てくるのではないでしょうか?
ダイレクトメールでも、塾や通信教育から「あっという間に終わる春休み。」とか「差をつけようこの春休み で。」などと送ってきます。(差をつけよう。じゃなくて差をつけられている感じです。)
そんなパンフレットには目もくれず、朝から晩までテレビにかじりついている息子を見ていると情けなくなり ます。
やっとアニメを見終わったと思ったら、更にチャンネルを変えてまだテレビを見ようとしていました。あまり にも呆けた顔でテレビを見ている息子を見て、頭にきました。
いや、あっったまにきたのです。
「いい加減にしろ!!いつになったら勉強する気だ!」
もう、怒りに任せてアンテナの線を抜いてやりました。
「これから我家ではテレビは見せない。」
と、私は高らかに宣言をしたのです。

当然、私も家内も見られません。
(ビデオは繋がっていますので、家内は韓国ドラマをこっそり見ていますが・・・。)
何度か息子が「テレビが見られないと友達との話題についていけない。」と泣きごとを言ってきましたが、 知ったこっちゃありません。
「ニュースぐらい見ないと、お父さんも困るんじゃない?」とか言ってきますが、受け付けていません。
自衛艦の"あたご"が漁船と衝突したときに総理大臣でさえ知るのに半日かかりました。私が知るまでに2 〜3日かかったとしても何の支障もないでしょう。
以来、もう1ヶ月以上我家ではテレビを見ていません。
朝も夜も休日もリビングは、し〜〜んとしています。
息子は「こんな不幸な家庭はない。」とこぼしていますが、自業自得だろと無視をしています。

しかし、テレビを見ないようにすると、いろいろ変化もあります。
まず、家族みんなが早寝になります。(することがないから・・・。)
家族の会話が多くなります。(間がもたないから・・・。)
家族間の喧嘩が増えます。(会話が多くなると、喧嘩もおおくなって・・・。)
そして、何より息子は・・・・。
全然、変っていません。(涙)
どうしたら勉強するのでしょう?
(南)
2008.04

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