ニュースレター

風ダス
(2010年11月号 VOL.112)

先日、風がとても強かったので気象庁HPで成田市の風速を確認しましたら、その日の風速は11m/sでし た。会社の前の空き地にたっている広告看板も折れそうなほど揺れていました。
風の強い日は物が飛んできたりして危ないので、なるべく外に出ないほうが良いですネ。
さて、今や気象レーダーを見れば、いつ頃雨が降るとかも大体わかりますので、予定を立てやすく便利で すネ。
風速を調べる為には気象庁HPにあります『風ダス』を見ます。
『風ダスの風速予報。今日の成田市の風速は11の風ダスッ!!』

なんていうのは嘘です。(笑)
正しくは気象庁のアメダス(風)を見ます。
『アメダス』が『雨ダス』の略なら、『風ダス』があっても良いのでしょうが・・・。
アメダスとはAutomated Meteorological Data Acquisition Systemの略称で気象庁の『地域気象観測シス テム』のことです。
1974年11月1日から運用が開始されたそうですから、もう36年にもなるのですネ。
気象庁HPによりますと、『雨、風、雪などの気象状況を時間的、地域的に細かく監視するために、降水 量、風向・風速、気温、日照時間の観測を自動的におこない、気象災害の防止・軽減に重要な役割を果 たしています。
現在、降水量を観測する観測所は全国に約1,300ヶ所あります。このうち、約850か所(約21km間隔)では 降水量に加えて、風向・風速、気温、日照時間を観測しているほか、雪の多い地方の約290か所では積雪 の深さも観測しています。』と載っていました。
ちなみに千葉県内には18か所のアメダス観測所があり、そのうちの一つが成田市に設けられています。
場所は成田市古込にあります成田航空地方気象台で、その名のとおり成田空港内にあります。
ところで、アメダスの略称を考える際、単にAMDASというより『雨出す』の方が面白いということでAMeDAS (アメダス)と名づけられたそうです。 やっぱりそんなノリですか…
『〜ダス』は青森や岩手あたりの方言のようですが、関東風に略すなら『システム』の『シ』から『雨ダシ』と なったのでしょうか。
『雨ダシ見ると雨だし。やっぱ雨降んじゃねぇ?』なんてネ。


(大)
2010/11


   
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