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年賀状
(2008年12月号 VOL.89)
早いものでもうすぐお正月。
みなさん年賀状の準備はできましたでしょうか?
最近は年賀状を出さずにメールで済まされる方もいらっしゃるそうですネ。近年私のところに届く年賀状は
パソコンで作られたものが随分多くなりました。私も例外ではなく毎年パソコンで作成しています。
でも、そんな年賀状の中でひときわ目立つのが、手書きの手作り年賀状です。
手書きの年賀状はやはり一番気持ちが伝わりますよね。私も毎年『来年こそトライしてみよう』と思うので
すが、ついつい時間に追われ、できずに終わっています。
そんな年賀状についてですが、もともとは平安時代に貴族の間で、新春に歌を詠んでやりとりしたことが
始まりだそうです。
江戸時代には諸大名が三日に年始の挨拶状を将軍に届けさせたともいわれております。やがて下級武
士や商人などにも浸透し、明治時代に官製ハガキが発行されたことにより、年始に挨拶されるようになり
ました。
そんな年始に送っていた年賀状が元旦に届くように送ることになったのは、郵便局が始めた制度の為だ
そうです。
12月中に投函された年賀状を1月1日に配達する、という制度が1899年(明治32年)に初めて実施され、そ
の6年後に全国的に実施されたのです。
でもその当時、お年玉付年賀状は、まだありませんでした。
お年玉年賀状は昭和24年に大阪の洋品店ご主人の林正治さんが提案したものだそうです。
ちなみにその当時の賞品は、
特等:ミシン
1等:純毛洋服地
2等:学童用グローブ
3等:学童用雨傘
4等:葉書入れ
5等:便箋封筒組合せ
6等:切手シート
です。
いつも思うのですが、どうせなら宝くじのように1等1億円!なんて訳にはいかないのでしょうかネ。
ハイ、そうはいかないみたいです。法律で賞品の金額は郵便料金の5000倍が上限と決まっているそうで
す。
なので50円×5000倍=25万円という訳です。
ということは、1億円÷5000ですから郵便料金は2万円となります。
『チャンス! お年玉はがき1枚
2万円で1億円が当たるかも!? 年始ジャンボ年賀1億円!♪』とCMされる訳です。
売れるわけない・・・。
(大)
2008.12
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