ニュースレター

トウモロコシ
(2007年6月号 VOL.71)

 これからの季節、おいしいトウモロコシが店頭に並ぶことが多くなります。
今年から値段が気になるところですが、トウモロコシは焼いてもよし、茹でてよし、蒸してもよし、スープにし てもよし、車の燃料にするなんてもったいない!(笑)

 トウモロコシは、イネ科キビ亜科 トウモロコシ類トウモロコシ属に属する1年生植物です。
トウモロコシの茎のてっぺんに あるのが、雄穂(ゆうすい)と呼ばれる雄花です。そして、草の茎の途中の 節のわき目から出ているのが、雌穂(しすい)と呼ばれる雌花です。雄花から落ちてくる花粉を受け止めよ うと雌花から絹糸とよばれるヒゲがのびてきます。そうです、トウモロコシの頭にあるヒゲモジャです。
 このヒゲの一本一本がトウモロコシの一粒一粒に繋がっております。ヒゲとトウモロコシの粒の部分がめ しべです。
 ですので、トウモロコシの粒とヒゲの数は同じで、ヒゲが多いと粒が多いということになります。

 トウモロコシの鮮度の見分け方は、
 @外皮の緑色が濃いもの。
 A触ってみて粒がすき間なく入っているもの。
(ですが、お店でトウモロコシの皮をはいで中身を見るのはやめましょう。(笑))
 B頭部のヒゲが豊富にあり、縮れて 褐色か黒褐色になっているものが良いそうです。

 お店でどういうトウモロコシを買うと良いのか、お分かりいただけましたでしょうか?
では次にトウモロコシを買ってきましたら、トウモロコシは鮮度が落ちやすいので、すぐに食べましょう。(生 でという意味ではないですよ。)
 
 余談ですが、以前長野県に旅をしたときに、朝もぎトウモロコシ体験に参加いたしました。そこで生まれ て初めて生のトウモロコシを頂きました。
新鮮でないとなかなか生で口にすることができないせいもあり、普段食べるトウモロコシと違う、あまりの甘 さとジューシーさに驚いた記憶があります。生のトウモロコシの糖度はメロンに匹敵するそうですから当然 ですよね。このトウモロコシの甘さは、調理をしても生とあまり変わりがないというので 不思議ですネ。

 さて、もし食べる時間がない場合は、とりあえず茹でるか蒸すなどの 調理をして、おいしさを逃さないよ うにしましょう。
調理をする時間もない場合は、とりあえず皮とヒゲをとって、ポリ袋の中に入れ、冷蔵庫のチルド室(魚や お肉を入れる場所)で一時保存します。
それすらも出来ない程お忙しい場合は、買わないでおきましよう(笑)

 では、ここで突然漢字の問題です。
みなさん『トウモロコシ』を漢字で書けますか?

なんと『仙人掌』と書きます・・・・と『サボテン』と読みます。(ごぞんじでした?笑)

正解は『玉蜀黍』と書くそうです。
コ〜ンな変わった漢字を書くトウモロコシのおいしい茹で方を『ためしてガッテンで放送していました。

 作り方は、結構難しいので、何度も読み返して覚えてくださいネ。
@まず鍋にたっぷり水を入れます。
Aトウモロコシをそのまま水の状態から入れます。
そしてここから難しくなりますよ。
B鍋を火に掛けます。
C沸騰しましたらそのまま3分間茹で続けます。
はい完成です!
(おもいっきり簡単だし・・・笑)

 えっ?「茹でるより焼きトウモロコシの方が好きなので作り方を教えて」ですって?
わかりました。
ためしてガッテンでやっていた美味しい焼きトウモロコシの作り方は、
トウモロコシを生から焼くことだそうです。
加熱時間は、次の通りです。
両面焼きグリルの場合:強火で10分(5分後に、90度回転させてください)
片面焼きグリルの場合:強火で12分(3分ごとに、90度回転させてください)
最後に、タレをつけてさらに、強火2分(様子を見て、返しながら焼いて下さい)。タレは、しょう油または、し ょうゆと砂糖を混ぜたものがよいでしょう。

 最後にポップコーンの作り方
生のトウモロコシの粒を一粒ずつ丁寧にちぎり取ります。
後はフライパンで炒めて美味しいポップコーンができあがり〜
・・・ません(T_T)

実はポップコーンを作るには、ポップコーン専用の粒がありますのでそちらをお買い求めください。  
m(_ _)mあしからず
(大)

2007/06

   
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